シューマッハ、開幕戦は惜しくも2位

Jリーグに遅れること約1週間、F1もいよいよ開幕となりました。
今シーズンの開幕戦はバーレーンGP。
我らがフェラーリは皇帝ミハエル・シューマッハに加え、今シーズンから、
かつてフェラーリでテストドライバーの経験もあるフェリペ・マッサ
新加入となりました。


まず予選。シューマッハPP、マッサ2位とフロントロウ独占!
上々のスタートです。
決勝では4番手スタートのアロンソがよく、3番手スタートのバトンを
あっというまに抜き、マッサとシューマッハに襲い掛かります。
そして、マッサがアロンソを必死に牽制、1コーナーではフェラーリ
なんとか1−2態勢を守りました。しかし、マッサはすぐにアロンソ
抜かれてしまいます。
2番手に上がったアロンソですが、シューマッハはジリジリとリードを
広げていきます。一方、抜かれはしたもののアロンソの後ろにピッタリ
付いたマッサでしたが、7周目にアロンソを抜こうとラインを変え、
ブレーキングに入った際に挙動を乱し、痛恨の単独スピン!さらにこの後、
ピットストップの際も作業に手間取り、優勝争い、表彰台争いからは
完全に後退してしまいます。
中盤以降までトップを守っていたシューマッハでしたが、2回目のピット
ストップでアロンソに逆転されてしまいます。その後の追撃も及ばず
2位フィニッシュとなりました。マッサも入賞まで一歩及ばず9位。


タラレバの話しをしても仕方ないですが、マッサのスピンもピットでの
アクシデントも無ければアロンソを抜いて抑え、2回目のピットストップ
でのシューマッハとの逆転を防げたかもしれない、そう思うと悔しいですね。
マッサ自身はアロンソに再逆転されてしまうかもしれませんが、それでも
3位は取れたのではないかと。
チャンピオンを目指すチームが単独スピンやピットでのアクシデントを
起こすというのは、非常に痛手だと思うんです。
とにかく、嫌な形で開幕戦は優勝を逃しましたが、第2戦以降はフェラーリ
らしい強くて速いレースを見せて勝ってほしいです。